「朝のうたDVD」 ~ 小規模多機能春日部 での試み ~

「朝のうたDVD」 ~ 小規模多機能春日部 での試み ~

皆さま、こんにちは。 「音楽療法ラボ」担当の くどう です。 

ふくしのまち の 音楽療法 は、皆さまで楽しむ音楽の時間の他、様々な形でお客様に体感して頂いています。
今回は、 「小規模多機能ふくしのまち春日部」 で現在行われている 「朝のうた DVD」 をご紹介します。

「小規模多機能春日部」 は、お客様が 通所 ・ 訪問介護 ・ 宿泊 を一括して利用することが出来、 ふくしのまち のスタッフも日中のみならず、お客様のご自宅での様子や夜間の様子も共有しながら包括的にケアを行うことができます。
ただお客様にとって同じ施設に来ても、「今日は夜間も」、「明日は日中だけ」等、時間の見当識がつきにくい状況も否めません。
そこで、夜間から利用されているお客様も、朝、来所されるお客様も、揃って朝の見当識を認識しやすく、昼食前の口腔体操へのつながりに目的を設定した 「朝のうた DVD」 を作成しました。

これは完全カスタマイズで、私 くどう が、いつも音楽を共にしている 「小規模多機能春日部」 のお客様おひとりお一人を想像しながら作成したものです。
昨年11月からスタートし、毎日午前11時に DVD をかけて行う30分のプログラムです。

今年最初の 「はる音クラブ」 の日、私 くどう も、この目で皆さまのご様子を確認する為、いつもより早く 「小規模多機能春日部」 に向かいました。
朝の挨拶から始まって、まずは 「青い山脈」 でウオーミングアップ。
呼吸法 ⇒ お腹の運動 ⇒ 「あめんぼの歌」のフル音読 ⇒ 歌唱 と、段階を踏んで 口腔機能向上 に向けたプログラムを意識しています。
北原白秋作の 「あめんぼ 赤いな あいうえお」 ではじまる詩は、演劇やアナウンサーなど声を使うプロのお仕事でも 50音の発声教材として使用されているものですが、 「小規模多機能春日部」 の皆さまも負けてません! 毎日行っているからか、難しい復唱も流暢に発声されていたことに感心致しました。
リンゴの唄」 の前には、実際の リンゴ の映像が出現。 視覚認識も取り入れています。
認知症予防の観点から、 「毎日」 、 「同じ時間」 、 「繰り返す」 ことがこの DVD の効果を上げ、私のいないところでも 春日部 のスタッフが頑張ってくれています。

ちなみに歌唱の最後は 「ふるさと」 なのですが、写真アルバム 「春日部市の昭和」(いき出版) の中から風景を使わせていただいております。 編集部の皆さま、ご了承ありがとうございました。
懐かしい 春日部 の写真をバックに、 「ふるさと」 のフル歌唱。
旧庄和町の風景は毎日見ても飽きず、しみじみと テレビモニター に映る写真を見ながら 「ふるさと」 を口ずさんでいる皆さまのご様子を拝見しました。

そこでエンディングに入りますが、なんとボーナストラックまで入っている!?
クリスティーヌ工藤 が友情出演。 眩しい衣装でダンシング! 「安心してください。遊び心も手腕運動につなげますよ。」
今後も様々な観点から 音楽療法 音楽療法を活用していきたいと思っています♪