福祉の街 グループホーム開設ブログ

安藤会長インタビュー

安藤会長より、グループホームとの出会いについてのお話を伺いました。

会長が初めて視察したグループホームは、発祥の地とされるスウェーデンのホームだったそうです。

 

会長がながらく理事を務めた「公益社団法人 認知症の人と家族の会(当時 呆け老人をかかえる家族の会)」は、1992年、「国際アルツハイマー病協会」に加盟のため、代表団がベルギーで開催された「国際アルツハイマー病協会 第8回国際会議」に参加したそうです。安藤会長も代表団の一員として会議に参加した際、スウェーデン、デンマークを視察。その中でグループホームを視察し、その広さに驚かれたそうです。当時の特別養護老人ホーム等日本の高齢者施設は、4人部屋等の大部屋が多く、個室といっても六畳一間が精々といった状況でしたが、視察したスウェーデンのグループホームは、ダイニングキッチン+寝室+客間+バスルームといった専有スペースが、大広間(共有スペース)の周りにドアを隔てて配置されるという驚きの広さだったそうです。当時、このようなグループホームがスウェーデンには641ヶ所、ストックホルム(人口67万人)には27ヶ所で189名の方が利用されていたとのことでした。

「最初に見たグループホームがあまりにも良すぎて、そのメリットを感じながらも、制度が確立されていない日本ではとても同じようには出来ないと、住み慣れた"我が家"で、安心・快適に暮らし続けていただけるよう『在宅』にこだわったサービス事業展開をしてきました。」とのことでした。

 

その後制度も整い、日本にも多くのグループホームが出来ましたが、「家族の会」の会合で会員の方から、「グループホームに入所していた方が、『認知症になったから』という理由で退所させられた。」といった声を耳にするようになったそうです。

「介護保険法上『認知症対応型共同生活介護』と言われるグループホームで、認知症になったからと退所を迫られるという矛盾を耳にしたことをきっかけに、『認知症になっても安心して地域で暮らし続けられる』ためのグループホームの必要性を感じ、今回、福祉の街として開設することを決めました。」といった経緯をお聞きしました。

 

安藤会長とお話をさせていただくことで、目指すべき「グループホーム鶴ヶ岡」の姿が更に明らかになり、その姿を実現するための責任も感じました。

一歩一歩実現に向けて進んでいきたいと思います。

 

グループホーム鶴ヶ岡 責任者 高橋豊明