福祉の街 レンタル鴻巣

お客様から学ぶ事

空梅雨が続き、後日、気象庁から梅雨入り時期の修正があるのでは? という天候が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

熱中症対策として水分補給が欠かせない時期となっております。 私も訪問時には、お客様や介護者様方に水分補給を呼びかけておりますが、私自身、先日体調を崩して通院した際、医師から水分補給を心がけるよう声掛けされ、今も水分を取りながらこの文章を書いています。 皆さま、あらためて水分補給を心がけましょう!


さて、 「レンタルふくしのまち鴻巣」 にて 福祉用具担当 として復職してまもなく 3ヶ月になります。

その間にあるお客様と出会い、新たな発見がたくさんありましたので、その事について今回は書かせていただきます。

そのお客者、仮にA様とさせていただきますが、A様との出会いは、大変印象的でした。 なぜなら、初めての訪問時に私の 「職業病センサー」 が大きく反応したからです。

A様は パーキンソン病 を患っていらっしゃるのですが、ご自宅の中にも外にも、A様ご本人の パーキンソン病 に特化した、 "住環境の工夫" がちりばめられていたのです。

その工夫の筆頭が、 「タイルで模様がつけてある」 です。 玄関のドアの外側、内側の土間部分、駐車スペースから玄関ポーチにかけてのスロープ部、また、大きなパントリーに水回りをドンと集約して、洗濯物の干しスペースにもなっている空間等、家の内外のありとあらゆるタイル敷きの箇所に、良いアクセントになる色で、等間隔に模様がつけてありました。

以前、社内研修や資格取得の為の勉強で学んだのですが、 パーキンソン病 の方は、階段や横断歩道など、等間隔に目標物のある場所では、足が進みやすくなるという特性があります。 A様のご自宅は、 A様のご病気が発覚し、闘病が始まってから建てられたとのことで、 A様ご自身、奥様、そして、お子様達が パーキンソン病 について勉強され、その知識を基に、ハウスメーカーの方に要望を伝え、建てられたそうです。 その様々な工夫により、自宅内外での身体の動きがだいぶ円滑だというお話をお聞きしました。

以前の研修では、 理学療法士 の講師の方から、手すりに等間隔にシールを貼ることや、 パーキンソンステッキ という、パーキンソン病の特性を活かすのに特化した杖があるといったお話は聞いていたのですが、実際の現場では、シールを等間隔に張れるほどの横手すりを パーキンソン病 の方のご自宅の住宅改修等で行う事例は少なく、この特性を活かす住環境改善法の提案が何か無いものかと考えていたのですが、なるほどご自宅を建てる段階からだと、こういう工夫が出来るのかと、学ばせていただく出来事でした。

また、そもそもシールを手すりに貼るという方法は、以前のブログでも少し取り上げているように、床材のちょっとした変化にも敏感であったり、リスクを増やす要素になりかねないので、床面での工夫提案はなかなか難しい(床にシールを貼ったり、マットを置いたり、色を付けたりは、転倒等のリスクを増やす提案になりかねない)と考えていたので、 A様との出会いは、私の頭の中にまた新しい提案のアイディアが次々浮かぶきっかけとなりました。


日々の業務の中だけでなく、日常の育児、家事、買い物等の中でも 「職業病センサー」 が働き、色々と学ぶ事は多いですが、やはり一番学ぶ事が多いのは、お客様との直接的な関わりの中だとつくづく思います。

今回、体調を崩して受診し、色々と自身の身体について認識をあらたにするきっかけになった病院も、実は以前、 川越サポートセンター(現 「レンタルふくしのまち川越」 )という福祉用具の拠点営業所に勤務していた際、同僚がお客様から聞いた評判の良い病院として名前を知りました

 

今後、自身の体調もしっかり管理し、お客様からたくさんの事を学び、また、その学びをお客様へのサービスに繋げて活かしていければと思う出来事でした。

 

レンタルふくしのまち鴻巣  赤城 弘美