福祉の街 本社

講演「今の自分ができること」

11月11日、群馬県前橋市にて開催された ディジュリドゥ奏者で画家でもある GOMA氏 と、音楽×アート×医療福祉を通じてあらゆる人々の積極的社会参加を目指す NPO法人Ubdobe 代表の 岡勇樹氏との対談形式の講演会 「今の自分ができること」~受け入れる勇気と感謝することで見えてきた新たな世界~ を聞いてきました。

GOMA氏は、オーストラリア先住民の楽器 「ディジュリドゥ」 演奏の第一人者として活躍していた2009年、交通事故に巻き込まれて記憶障害を発症したそうです。 最初の救急病院ではむち打ちのみの診断で脳の異常は認められないと言われ、記憶障害を訴えても詐病を疑われたり精神科の受診をすすめられ、とても傷ついたそうです。
その後、専門医によって高次脳機能障害と診断され、懸命なリハビリと周囲の理解・協力により、 ディジュリドゥ奏者 として復活。 同時に事故後描き始めた点描画の画家として 個展(12月には新宿高島屋で絵画展が催されるそうです) を開催するまで回復されていますが、今でも記憶障害の後遺症は続いているそうです。

「運動機能回復の支援だけでなく、精神的な支援、前向きな気持ちになれるような支援が必要」 「一緒に笑って泣ける仲間の存在が大切」 「思い出は過去を嘆き悲しむ為でなく、明日を夢みる為にある」 等の言葉、そして、今後は自らの体験を踏まえ、当事者の一人として、認知症等一見障害が分かりにくい人の立場を伝える 「社会貢献活動」 も行って行きたいというお話が印象に残りました。

講演後のミニライブで初めて聴いた ディジュリドゥ の演奏を含め、とても胸に響いた講演会でした。
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