福祉の街 本社

埼玉県立大学研究開発センターシンポジウム2018年 ~地域包括ケアの深化に向けた諸課題と対応策~

10月6日、埼玉県立大学 講堂 にて行われました 「埼玉県立大学研究開発センターシンポジウム2018年 ~地域包括ケアの深化に向けた諸課題と対応策~」 を拝聴しました。

埼玉県立大学 理事長 田中滋先生による 基調講演 「地域包括ケアシステムのこれまでとこれから」 に続いて行われた シンポジウム では、タイトルの通り 「地域包括ケアの深化に向けた諸課題と対応策」 について講演とパネルディスカッションが行われ、大変有意義なお話をお聴きすることが出来ました。

特に 厚生労働省田正史宣官房審議官 迫井正深様の 「地域包括ケアシステム」 = "概念" (考え方) → 各地域の医療・介護関係者に期待される 具体的な役割は見えてこない → どのような "ご当地システム" を創るのか 地域で考えることが不可欠 といのお話は大変腑に落ちました。 様々な言葉や図で説明を受けても、なかなか具体的な役割が見えてこないと感じていた 「地域包括ケアシステム」 は、 「ご当地システム」 に落し込むことで初めて機能し、関わる人々の具体的な役割が見えてくるのだと得心しました。

だからこそ、 田中先生 がおっしゃる通り、 地域包括ケアシステムの主役は "住民" (住民票がある人ではなく、昼間その地域にいる人) であり、 専門職はサポータ 、 研究者・公務員は黒子 ということになるのだと思いました。

但し、 住民が主役 といっても、 霞ヶ関南病院 理事長 斉藤正身先生 がおっしゃる通り、 地域包括ケアの深化には、 都道府県の前向きな戦略 、 市町村のやる気 、 そして、 医療機関や関係団体の多職種協働による支援 が必須であり、私たちも フォーマルなサービス提供で終わらず、フォーマルなサービスの場をインフォーマルに地域の為に活用する "社会貢献" 「地域の為に、社会の為に、何が出来るか」 という発想が不可欠になると感じました。

貴重なお話を聴く機会を頂き、有難うございました。

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経営管理部 松本賢一